【令和6年度(7年開催)】
第76回(令和7年)栃木県小・中・高校生書初展 実施要項 ダウンロード(20241012)
日本古来より「書初(かきぞめ)」は、吉書(きっしょ)、試筆(しひつ)また、初硯(はつすずり)ともいわれ、正月二日の仕事始めにちなんだ宮中行事が、江戸時代から寺子屋で子供たちの書の上達を願って行われるようになり、庶民に広がり一般化したと伝えられます。
若水を硯に注ぎゆっくりと墨を磨り、心を静め毛筆を墨に浸して和紙に向かい、縁起の良い言葉や年のはじめにふさわしい言葉を書いていきます。 新しい年の清々しい気分をいっそう引き立て、身の引き締まるような、静寂な気持ちにさせてくれるものです。
今年も、古き良き伝統を大切にする心を育むため、また書写書道教育の振興発展のために、県内小・中・高校生等による「書初展」を実施いたします。
タブレットなどデジタル機器の普及で、筆で文字を書くことが少なくなりつつある現代ですが、心を込めて書くことの大切さをぜひ再認識できるよう、どうぞ多数の児童・生徒の皆さんの参加について、ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
栃木県書写書道教育研究会
会長 五十嵐市郎
1 主 催
栃木県書写書道教育研究会
2 後 援
栃木県教育委員会
栃木県連合教育会
栃木県書道連盟
㈱下野新聞社
㈱とちぎテレビ
NHK宇都宮放送局
3 協 賛
(株)教育出版社
4 出品資格
栃木県内の小学校・中学校・義務教育学校・
高等学校・中等教育学校・特別支援学校に
在籍する児童・生徒(※フリースクール生の
場合も、在籍する学校より出品すること)
5 出品規程
1)学年別課題語句による。
(テーマ︰令和7年宮中歌会始お題
「夢」より)
①小学校部
1年生:き ぼ う
2年生:はつゆめ
3年生:ゆめ見る
4年生:春のゆめ
5年生:夢みる時
6年生:将来の夢
②中学校部
※義務教育学校は該当学年の課題とする
1年生:夢追う人
2年生:夢と希望
3年生:無我夢中
③高等学校部
※高4年生・5年生は、高3年生と
同一課題とする
1年生:同床異夢(どうしょういむ)
【意味:同じ寝床に寝る仲間
うちでも、それぞれが違った
目標や考えをもつこと】
2年生:胡蝶之夢(こちょうのゆめ)
【意味:夢か現実かはっきり
わからないさま。人の世や人生
がはかないことのたとえ】
3年生:夢幻泡影(むげんほうよう)
【意味:人生がはかないことの
たとえ。仏教で一切の存在は
実体がなく、空であること】
2)出品物には、在籍する学校名(略称にて
可)・学年・氏名を筆者が明記する。
3)用紙は本会選定のものによる。
4)出品物は、裏打ち・表装・仮巻きをしない。
5)出品物の搬入時には、地区独自の様式によ
り出品票・出品目録を必ず付けること。2
部作成し控え1部を学校で保管すること。
○地区内に独自の様式が無い場合は、
下記のものをダウンロードし利用可。
○出品票は、出品目録の上に付けること。
また学年ごとに出品数及び審査対象作品数
を所定の欄に記入すること。双方が同数の
場合は、審査対象作品数欄は記入不要。
6)出品締切日、搬入場所は、地区展要項を
参照のこと。
7)出品物は1点につき「50円」の整理費を
添えること。出品は1人1点に限る。
8)出品作品の著作権は、主催者に帰属するも
のとし、筆者の校名・氏名・受賞賞名等
が報道機関その他において、発表や掲示
されることがある。
9)出品規程に反する作品は、審査対象外と
する。
(地区内に独自の様式がある場合は、こちらのものは使用できません)
栃木県書写書道教育研究会主催 第76回(令和7年)書初地区展 出品票
栃木県書写書道教育研究会主催 第76回(令和7年)書初地区展 出品目録